ごん太の旅日記
一心行桜
平成19年4月5日(木)
やはり、この「一心行桜」にも、かなしい魂の物語があるのです。
このエドヒガン桜、「一心行桜」は、樹齢400年で、木の周り約20メーターと、でかい、一昨年の台風で、枝の一部が、折れてしまったのが、残念ですが、それでも、威風堂々としていますよ。
よく桜の木の下には、お墓があると聞くのですが、桜の花の散り様が、命のようにはかないものだから、でしょうか。ワン
ごん太君は、新潟の良寛の里で、聞きました。「散る桜、残る桜も、散る桜」
また、別のところでは、「来年また咲く為に、散る」のだそうです。
このどちらも、はかない命と、輪廻転生を、思い起こさせるのですね。
ごん太君は、昔の武将の戦で散った魂の鎮魂のために、一心に行を行ったのが、この桜の名前の由来であると、聞いて、はかない命や、たましいの事などに、思いを馳せているのに・・・・
どうも、時間が悪い。丁度、お昼です。
ご主人さまは、花より団子で、大きなテントでの桜祭りの催しものの、食べ物に、たましいを奪われています・・・・・・
一心行桜